みなさん、普段、音楽ってどうやって聞いていますか?
パソコンから直接音楽を流す、スマホのスピーカー、ホームシアターなどのしっかりとした環境、などなど様々な聞き方をしているかと思います。
今回はスマートフォンやタブレットなど、Bluetoothに対応している端末をお手軽にワイヤレス化してアンプなどに接続が出来る商品をご紹介しようと思います。
BluetoothオーディオレシーバーBOX(LBT-AVWAR700)とは
パソコンやスマホ、タブレットなど、こういった端末を自宅のオーディオ機器で聞こうと思った時はどうされますか?
恐らく、オーディオ機器にケーブルを接続して、そのケーブルをさらに端末に繋いで音楽などを聞いているかと思います。
ただ、ケーブルはケーブルで便利なのですが、一番ネックに感じるのはケーブルを繋ぐことで端末を動かせなくなることです。
このLBT-AVWAR700はそんなケーブル接続の煩わしさを解消するために生まれた製品で、Bluetooth対応機器であれば、どんな端末でもケーブルレスでワイヤレス化することができ、音をオーディオ機器に送ることを可能にする製品です。
我が家のオーディオ機器を簡単に紹介します
色々と書いてしまう前にまずは、我が家のオーディオ環境を簡単にご紹介しようと思います。
使っているアンプはこちら
3~4年ほど前に購入してから今日までずーっと使い続けている非常に優秀なアンプです。
一時期、アンプ本体から謎の電子ノイズが発生するようになり、修理に出したことはありますが、それ以降は調子もよく問題なく動き続けています。
※スピーカー、ウーファーはセット購入で一緒に購入したものを使っています。
別途、センタースピーカーを追加していますので、3,1chで運用をしています。
今まではアンプに3.5mmのステレオミニプラグを挿して、それをスマホなどに接続するという方法を取っていたのですが、音楽を聴くまでの一連の流れが面倒になってきたので、今回、LBT-AVWAR700を導入してみたというのが、購入に至った経緯です。
いざ、開封!
中身を全て取り出してみるとこんな形です。
入っていた物としては、下記になります。
- LBT-AVWAR700(本体)
- 電源(USB変換のタイプ)
- 電源ケーブル(USB to 5V電源)
- 3.5mmステレオミニプラグ
- RCA変換ケーブル
この商品を購入すれば、ひとまず、他に必要な物はありませんので、すぐに使うことが出来るセットとなっていますね。
ただ、今回は折角なので付属の3.5mmケーブルは使わずに、家で使わずに眠っていた光デジタルケーブルを使ってアンプへの接続を試してみようと思います。
本体の大きさについて
ちなみに本体ですが、非常にコンパクトな作りとなっており、手のひらサイズほどの大きさなので、設置した時に邪魔になるというほどの大きさではありません。
不必要に大きい本体とかも割とあるので、これはありがたいですよね。
実際に接続をしてみようと思います
では、実際にアンプと本商品の接続をしてみようと思います。
まずはアンプ側に光デジタルケーブルを差し込みます。
※こちらがONKYO BASE-V30HDXの背面となります。
左側のDIGITALと書いてあるところのOPTICALというくぼみが光デジタルケーブルを接続する端子となりますので、そこへケーブルを接続します。
実際に接続をするとこんな感じです。
今回は光デジタルケーブルを使用していますが、付属のケーブルを使用する場合は、アンプもしくは機器本体のINPUT側にありますLINE等のRCA接続の箇所に接続をしてください。
※接続端子が赤白の色になっている箇所がRCA端子です。
本体とも接続!
アンプへのケーブル接続が完了すれば、残りは同じ要領で本体側にもケーブルを接続します。
※LBT-AVWAR700の背面です。
アンプと同じ要領でこちらにもケーブルを接続するとこんな感じになります。
※一番左側は電源ケーブルです。
実際に電源ケーブルを接続すると正面のランプが点滅しますので、電源が入っているかどうかは一目で分かるようになっているようですね。
光量が結構強いので、気になる方はテープで蓋をするなどの対策は必要かもしれません。
実際に設置するとこんな感じです。
※下の機器はHDMIセレクターです。こちらも光量が気になったので黒いテープで蓋をして、光を強制的にシャットアウトしています。
実際にペアリングをして使ってみよう!
当たり前ですが、Bluetoothでのペアリングをして使用する機器ですので、使用前には本体と端末のペアリング作業が必要となります。
いくつか接続方法もありますが、まずはオーソドックスな接続を行います。
どの端末ともペアリングをしてない際はランプがチカチカと点滅をして、ペアリングモードに自動的になるようなので、特に何もせずにそのまま端末のBluetooth設定画面を開きます。
※今回はiPhone6sを使用して接続を試みます。
LBT-AVWAR700と記載してあるデバイスが出現したら、それをタップ!後は自動で接続されます。
認証を求められた場合でも説明書にパスコードが書いてありますので、そちらを参照して、ペアリングを試してください!
NFCでの接続方法
前述でも記載をしました、いくつかの接続方法ですが、LBT-AVWAR700はNFCでの接続にも対応しておりますので、ご利用の端末がNFCに対応しているのであれば、面倒な接続設定はなく、本体の上に端末をかざすだけで設定が完了します。
本体の上に端末をかざすと、このような画面があらわれますので、「はい」を押すだけで接続が完了します!これは便利ですね!
実際に使ってみた感想!
さて、ここからは実際に使ってみた感想や「これはちょっと・・・」というような点が私なりに判明したことがあるので、ご説明をしていこうと思います。
メリット
これは勿論言うまでもなく、ケーブルレスになったことですよね。
今まではケーブルのせいで動きが制限されていたり、接続にひと手間かかっていた作業がボタン一つで接続して音楽を聴いたりすることが出来るようになったことは非常にありがたいです。
デメリット
これ、個人的にはかなりのデメリットでもあり、若干不安な部分でもあったのですが、不安は的中してしまいました・・・・
というのもこの端末でのBluetooth接続ですが、レイテンシーがめっちゃあります・・・・
正確なラグの時間は分かりませんが、体感で図ってみたところ、約1秒ぐらいはレイテンシーが発生しているようで、音楽なども再生してから始まるまでの出だしが結構遅く感じられます。
※レイテンシーとはすごく簡潔にいうのであれば、音が出力されるまでの遅延のことです。
音楽を聴く以外に使いたかった用途としてソシャゲや音ゲーも想定していたので、これはかなり痛い事実でした。
上記でメリット、デメリットを色々とお話をしましたが、音楽を聴くだけなどであれば、非常に便利な商品だと思います。
まとめ
部屋で眠っているアンプを活用したい、音楽をいい音で聞きたいけどケーブルが煩わしい、などのお悩みがある方はぜひ、本商品を使ってみてはいかがでしょうか。
ゲームや動画などはレイテンシーの問題がありますので、あまりお勧めは出来ませんが、映像と関係のないものであれば、バッチリ使うことは出来ます!
最後に
結局、ソシャゲや音ゲーをする場合はアンプから3.5mmケーブルをスマホ等に繋ぐ必要があるのが残念・・・・やっぱり、レイテンシーに関してはアナログ接続が一番ですなー