スマートウォッチ。その言葉を聞いてどんなものを想像するでしょうか。
恐らく、スマートウォッチといえば「アップルウォッチ」そんなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
しかし、今やスマートウォッチという言葉は「アップルウォッチ」を指す言葉ではなく、様々なメーカーから登場している幅広い形の端末を指す言葉に変わりつつあります。
今回はそんなスマートウォッチの一つでありFOSSILというメーカーから発売されている「FOSSIL Q MARSHAL」というスマートウォッチを購入したので、使用感などをバシッと紹介していこうと思いますっ!
購入を考えたきっかけ
私は基本的に仕事中や外にいるときなどは常に携帯をマナーモードにしているのですが、マナーモードの振動って動いている時なんかは気づかなくないですか?(私だけかも知れないけどね!)
特に外にいるときなど、移動中にかかってきた電話などを取りこぼすことが割りと頻繁にあり、かけなおすのが面倒だったり、かけても繋がらなかったりで「気付けよ!俺!」なんて思う日が多くありました。
そんな時に前から気になっていた「スマートウォッチ」があれば、そんな取りこぼしなどを減らせるんじゃないかと考えた結果、今回の「FOSSIL Q MARSHAL」を購入しました。
開封の儀
箱の正面には大きく「FOSSIL Q MARSHAL」の写真が掲載されています。
ちなみに側面や背面には端末の仕様などが掲載されていました。
箱を開けるとすぐに本体がお出迎え。
箱を開けた感触はApple製品を彷彿とさせる「スポッ!」っていう感じの歯切れのよい感触がありました。
本体を取り出した底には取扱説明書がありました。
安定のマルチ言語なので、日本語の説明にたどりつくのに時間がかかります。
付属品を全て取り出すとこんな感じ。
同梱されていたのは
- FOSSIL Q MARSHAL(本体)
- 充電用のマグネットケーブル
- 取扱説明書
- スターターマニュアル
となっており、必要最低限のものしか同梱されておりません。
本体の外観について
本体の形はアップルウォッチ等でよく見かける四角い形ではなく、一般的な時計と同じ形の円形のディスプレイになっています。
側面にはAndroid wearらしく「OK!Google!」が出来るマイクがついています。
逆の側面には「りゅうず」のようなものがついていますが、こちらはHOME画面などを表示されるための起動ボタンとなっています。
※時計の側面にある出っ張りのことを「りゅうず」というのを初めて知ったのは内緒
背面はこんな感じ。
技適マークやらなんやかんやの色々な記号が掲載されています。
「FOSSIL Q MARSHL」はこのような形で背面に充電用のマグネットケーブルをひっつけて充電する無接点充電方式で充電を行えるので、非常に便利です。
FOSSIL Q MARSHALの大きさについて
スマートウォッチの時計って分厚くて大きいというイメージがあり、若干不安を感じていた部分もあったのですが、想像よりは手に馴染む形で安心しました。
といっても、着用する人の手首の細さなどによって使用感や着用したイメージはかなり大きく変わってくるので、余裕のある方は実際に店舗に行って試着をおすすめします。(実際に私はFOSSILの販売店舗で試着をした上で購入しました。)
ちなみに私は手首が細い方(人差し指と親指で輪を作って握れるぐらい)なのですが、手首が細めの方でもちゃんとフィットして着用できます(購入した店舗の女性店員さんも同様のスマートウォッチをつけていましたが、違和感は感じませんでした)
実際に使ってみてよかった点
実際に約2週間ほど、この「FOSSIL Q MARSHAL」を使用してみて感じたことがいくつかありましたので、ざっくりと感想を述べていこうと思います。
通知が腕にくるのは結構便利だった
私が購入を考えた大きな理由でもあった通知機能。
これに関しては、結構便利だと感じました。通知を取りこぼさなくなったことも嬉しいのですが、何よりも携帯を必要以上に気にしなくてもよくなったことが、かなりありがたい要因の一つです。
というのも、携帯を常にポケットなどに入れていなくても、通知が直接腕にくるのでチラチラと携帯を気にしたりする必要性がなくなったのは精神的にも楽になりました。
電池は意外と持つことがわかった
スマートウォッチを購入する上でよく危惧されるのが「電池の持ち具合」という部分ですが、私の利用用途では問題なく1日以上は電池が持ちます。
基本的な利用用途としては、「電話の通知、SNSの通知、アプリの通知、メールの通知」といった通知機能に加え、時計としての時刻確認ぐらいなので、この利用用途であれば、1日で電池が切れるような感じは特にありませんでした。
※朝9時の出勤時(100%)、22時帰宅(30% or 40%)だとしてもこのぐらいでした。
意外とスマートウォッチだと気付かれない
見た目の形状が普通の時計とほぼ変わりないからなのか、この2週間程度で「なにそれ?」見たいな反応は片手で数えるほどしかありませんでした。
個人的にはこれってかなりいいなと思っている部分でもあるのですが、アップルウォッチのような「いかにもスマートウォッチ!」という形状だと他の人に感づかれたりすることも多いかも知れませんが「FOSSIL Q MARSHAL」は遠目から見れば普通の時計にしか見えませんので、いちいち余計な詮索をされる心配はありません!
個人的に微妙だと感じた点
しばらく使ってみると他のスマートウォッチとの違いや意外に不便だと感じた点もいくつかありました。
充電が地味に面倒
いやまぁ、これを言い出したらキリがないんだけれども、やっぱり毎日充電しなければならないのは若干不便。
携帯だと当たり前のように「充電」という習慣が身についていますが、時計にはその「充電」という習慣が身についていないので、この2週間ほどで2回ぐらいは充電忘れをして、なくなく別の時計をしていくという事がありました。
※まぁ、気を付けていれば何の問題もないのですが・・・・
結局のところ、良くも悪くも通知時計
これに関しては、スマートウォッチを使用している人たちからたまに聞く言葉なのですが、実際に初めてスマートウォッチを使用してみると改めて、この言葉の意味がわかりました。
結局のところ、アップルウォッチのような電子マネー機能(Apple Pay)などがないと通知機能以上の部分で真価を発揮するのは難しいなとも感じました。
ただ、携帯からの通知に怯えることがなくなっただけでも、個人的には満足だとも感じています。
どんな人におすすめするのか
ずばり、スマートウォッチデビューを考えいている人におすすめします。
- スマートウォッチに興味はあるけど、アップルウォッチはちょっと・・・・
- 時計らしさは保ちつつも、スマートウォッチのような通知機能が欲しい
- 他の人にあまり気付かれたくない
- さりげないガジェット感をアピールしたい
特にスマートウォッチデビューの人におすすめといったもう一つの理由に「値段」が大きく関わっています。
他のメーカーから発売されているスマートウォッチの平均価格ってだいたい「4万円」程度なのですが、この「FOSSIL Q MARSHAL」であれば「2万5千円」程度の値段で購入をすることが出来るので、4万円はちょっと・・・・という人でも、この値段であれば検討する余地はあるのではないでしょうか。
※実際に私も購入を決めた要因に値段も含まれています
まとめ
スマートウォッチといえば、必要性を論議する記事などもたまに見かけます。
確かに無くても不便ではないかも知れませんが、あれば便利になる。そんなものだと思いますので、興味がある方は店頭などに見に行ってみてはいかがでしょうか。