もうワイヤレスからは離れられない!
本当にすっごい今更ながら、Appleのワイヤレスイヤホンの「AirPods」を購入しました。
発売当初は「耳からうどん」などと色んな角度からイジられていた「AirPods」ですが、今ではそんなイジりも何処かに消えて、「便利、使いやすい」といった良いコメントを聞くことの方が多くなりました。
私自身も少し前にワイヤレスイヤホンデビューしようとサウンドピーツの「Q12」を購入したばかりですが、何だかしっくりこない部分もあり、「たまにはApple純正品を買ってみるか!」と「AirPods」を購入してみました。
今回はそんな、ぶっちゃけ高かった「AirPods」を1週間ほど使ってみた感想などをレビューしていこうと思いますっ!
AirPodsとは
「AirPpds」とはAppleから純正品として発売されているワイヤレスイヤホンのことです。
見た目はiPhone等に付属されている「EarPods」からケーブルをなくしたようなデザインですが、純正品として発売されているということもあり、iPhoneなどのApple製品との親和性が非常に高く、「ケースを開けるだけで接続が完了したり、タップアクションによる音楽操作や通話機能」はかなり便利で使いやすいものとなっています。
また、今回の「AirPods」以外にもBeatsとコラボして販売されているイヤホンやヘッドホンもあり、「AirPods」だけではなく、ワイヤレスにも様々な選択肢があります。
購入理由について
ずばり、購入理由は「完全なワイヤレスであること」の一言に尽きます。
以前使っていたサウンドピーツの「Q12」もワイヤレスではあるのですが、ケーブルがある分「使う前にケーブルを首の後ろに回す」という作業が発生し、これが個人的にすごく煩わしく感じていました。
勿論、ケーブルがあるので落とす心配をする必要がなかったりとメリットも多くありますが、私が外出時の音楽に求めるのは「音質」ではなく流して聞ける「利便性」なので、この点において「AirPods」の使い勝手は本当に最高だと思っています。
また、完全ケーブルレスのイヤホンを初めて使ってみたのですが、IPhoneとの素早い連携も相まって「ケースを取り出したらすぐに使える」というシームレスな接続にはかなり驚きと感動を覚えました。
タップアクションが結構便利
「AirPods」では、左右のイヤホンごとにタップで動作するアクションを付けられるのですが、これが地味に便利です。
デフォルトだと左をダブルタップで「Siri」が起動するようになっていますが、外出中にイヤホン付けた人が突然「○○までの行き方を教えて!」とか「○○を再生して!」と言い出したら「AirPods」を知らない人からすると、危険な人だと思われかねないので、私の場合は音楽の「再生・停止・曲送り」で設定しています。
この機能のお陰で携帯を出さずとも、再生・停止・曲送りまで出来るので、かなり重宝しています。ただ、ダブルタップは気持ち強めに叩かないと反応してくれないのが、ネックです。
電池の持ち具合について
ワイヤレスとなると気になるのは電池の持ち具合。
「AirPods」を充電ケースに入れずに連続使用出来るのは「5時間」と言われていますが、ケース兼バッテリーに入れて充電しながらだと「24時間以上」の音楽再生が可能とも言われています。
実際、1週間程度使ってケースを充電したのは1回のみですが、ケースのバッテリー残量は30%ほどは残っていたので、余程なヘビーユーザーでもない限りは「充電は1週間に1回程度」で問題ないと思います。
スマートウォッチをデジタルからアナログに変更した時も感じましたが、電池残量を気にせずに運用できるのは非常に楽で便利なので、この点もかなり重宝出来る点だと思います。
肝心の音質は・・・・
「いくら利便性に優れていても、音質が悪いとなー」と感じる人もいるかと思いますが、「AirPdos」は想像していたよりも音にメリハリがあり、流して聞くには充分な音質だと感じました。
当初は「スカスカのチープな音だろう」と踏んでいたのですが、実際は「低音・中音・高音とバランスよく鳴っている」という印象が強く、癖の少ないフラットな音楽を楽しむことが出来ました。
ただ、インナーイヤー型なのも相まって音の広がりや臨場感、一定以上の低音は望めませんので、音質に「外でもポタアンなどを使ってガッツリ音楽を楽しみたい」といったようなユーザーにはおすすめ出来るものではありません。
音楽がより身近な物になった
「AirPods」を購入して一番良いと思ったのは「音楽をより手軽に聞けるようになった」という部分がかなり大きいと感じています。
今までのイヤホンだとケーブルを束ねる煩わしさだったり、起動や接続など、音を聞くまでに1ステップ、2ステップの段階が必要だったのですが、「AirPods」ではケースを開けた瞬間に接続、端末をダブルタップで再生とスムーズに余計な動作をせずに音を聞くことが出来ます。
このおかげで「音楽聞きたいけど接続が面倒だからいいや」なんてことにはならず、常にいつでも視聴体制を整えられて、音楽を気軽に聞くことが出来るようになりました。
デメリットだと感じる部分
総合して不満点はかなり少ないのですが、あえてデメリット部分を上げるのであれば、こんな感じ。
デメリット
- ケースもイヤホンもつるつるしており、落としやすい
- 装着時の見た目の印象はそんなに良くない
- 充電メーターなどが無いので満充電かどうかなのかが分かりづらい
- 全体的にほこりが付着しやすい
今のところ、使用感に大きく影響があるような不満点は特にないのですが、耳から落ちなくても、着脱時やケースから取り出す時に落としそうになる瞬間は結構あったので、取り扱いはそれなりに注意して行う必要があります。
どんな人におすすめ
煩わしさから開放されて、音楽をよりラフに聞きたい人におすすめします。
すでに良いイヤホンなどを持っていて、外でもガツンと最高の音を感じたいという方にはおすすめ出来ませんが、移動しながら聞く音楽は、もっとラフに聞き流したいといった人にはバッチリ合うイヤホンだと思います。
また、インナーイヤー型で完全に音を遮られることもありませんので、周囲の音も聞きながら動きたい、呼びかけには反応したい、なんて人にも合うかと思います。
まとめ
私は実際にアップルストアで試着をした上で購入をしましたが、意外とつけ心地も悪くなく、その場で軽くヘドバンしても簡単に外れることはなかったです。
ただ、「EarPods」がゆるゆるでしっかりと装着出来ないなんて人は「AirPods」もゆるい可能性がありますので、心配な方は店頭で試着した上で購入することをおすすめします。
ちなみにヘドバンする時は、店員さんに「頭振ってみてもいいですか?」と聞いて「ぶんぶん振って確認したので、装着感が高いのは間違いないです。」とても恥ずかしかったです。