ガジェット好きの電源周りは魔界!
少し前からスピーカーやモニターから「ジジジ・・・キーン・・・ザザザ」というような電気ノイズが現れるようになり静かにしていると気になって仕方ありませんでした。
この原因は明白なのですが、多くの機器やガジェット製品を所有している人にありがちな電源周りの煩雑さにあります。
かくいう私も例に漏れず、電源タップから延長ケーブルを使ったり、電源タップから電源タップに接続したりなどして、それはもう見るに耐えない状況になっており、これでは見栄え的にも機器にも悪いので良い機会だと思い、大型の電源モジュールを購入してみました。
今回はそんな電源供給を安定化させてくれる電源モジュールを導入してノイズは軽減されたのか、導入してみて何が変わったのかをレビューしていこうと思います。
そもそも電源モジュールとは?
「電源モジュールって何?」という方もいるかと思うので、簡単に電源モジュールについて説明をすると「一定の電気を機器に供給しつつ、ノイズや回路保護を同時に行ってくれる電源タップ」のことです。
一般的にはスタジオやライブハウスなどのラックに組み込まれていることが多いものですが、最近だと自宅でオーディオを楽しんだり宅録したりする人も増えているので、個人で使う人も割と多くなってきました。
個人用途であっても複数端末の電源管理や大切な機器を雷などの過電流から守るために使用したり、音響機器のノイズ軽減を考慮したりと、導入するメリットは充分にあるかと思います。
CLASSIC PRO/PD12Ⅱについて
一口に電源モジュールといっても、各メーカーから様々なモジュールが販売されている中で私が選んだのは「CLASSIC PRO/PD12Ⅱ」という電源モジュールです。
このモジュールを選んだのは最大の理由は電源口数(最大12口)の多さに加えて、必要な機能を全て備えているという部分です。
- スパイク・サージフィルター
- ノイズフィルター保護回路
- 過剰電流保護回路
- サーキットブレイカー
- リアライト用XLR端子搭載
上記の機能の中で特に効果を期待しているのが「ノイズフィルター保護回路」という部分です。むしろ、これ目的で購入したといっても過言ではありません。
電源というものは電源タップや変換ケーブルを通せば通すほど、電源の供給が不安定になり、特に音響機器などであれば、それに伴い不要な電気ノイズや機器に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
それらを防ぐためにあるのが電源モジュールという機器であり、電源タップが入り乱れて煩雑になっている足元と機器を同時にスッキリとさせるためにも良いものです。
外観デザインについて
全面(フロント)の左側には電源が3口、右側にはRESETボタンと電源1口、電源スイッチがあります。
背面(バック)はこんな感じ。
背面にはズラッと電源口が並んでおり、その数なんと8口もあります。また、そのうち3口は音響機器に多い大型プラグにも対応しているので、大きいプラグは左3口に接続するのが良さそうです。
ちなみに左側にある「LIGHT」というのはXLR端子のライトを接続出来るようになっていますが、暗がりで使う予定も特に無いので、私は使うことはないかと思います。
本体の大きさについて
役割としては電源タップなのですが、その大きさは通常の電源タップの数倍近くあり相当大きいです。
写真を見てもらえば分かるように手元にあった「iPhone6s」と比べるとそのすさまじい大きさがよく分かります。
もちろん、小型の電源モジュールも販売されてはいますが、妥協したもので効果が得られないのも嫌だったのと、長く使うものと考えれば、そんなに邪魔になるものでもないので、今回は多機能な大型モジュールを選んでいます。
ついでに簡易的なラックも作ってみた
本来であれば専用のラックが販売されているので、それを使うのが一番いいのですが、私が欲しいラックは一番小さいものでも4000円という値段でべらぼうに高いので自作することにしました。
自作と言ってもホームセンターで買ってきた木材とウレタンキャスターだけなので約1000円程度で作ることができました。
「PD12Ⅱ」を自作ラックに設置してみるとこんな感じ。
若干のグラつきはあるものの、ちゃんと間に固定できており、割と満足がいく出来になりました。
ちなみに右側に少しだけスペースを空けているのはケーブル類を右側にまとめるスペースを確保するためです。
実際に設置してみた
ということで、まずはこの電源タップで埋もれた魔界をひとまず片付けます。
何度か電源周りの整理にチャレンジしたことはあるんですが、ここを綺麗に整理出来る人は一種の才能だと思ってるぐらいに私には難しいです。
あれ・・・思ってた感じとちょっと違うな・・・
確かに電源は一括で管理出来ているし、見た目もスッキリした気はするけど、圧倒的なまでの煩雑さが拭えていない・・・
これでも割と頑張って整理したのですが、そもそものケーブルの数が多すぎてもはや収集がつかない状態になっており、これが限界でした。
誰か電源周りのケーブルを綺麗に整理する方法があれば教えてください・・・切実に・・・
肝心のノイズは軽減できたのか

そもそもの購入理由で大きな要因を占めていたのが「ノイズ軽減」ですが、果たしてそれは解消されたのかというと・・・「解消されたようで解消されなかった!」というのが結論です。
確かに解消はされたんです。機器から鳴るノイズは無くなったんですが、スピーカーから発生するノイズが解消されなかったんです。
「まさか不良品掴んだ?」とかも思ったのですが、色々とやってみて出た結論はスピーカー側の劣化という結論にしかなりませんでした。
まぁ、約6年ほど毎日休むことなく私に酷使され続けたスピーカーなので、限界なのかもしれません。
ちなみにずっと使っているのはONKYOのGX-D90というPCスピーカーで、光端子もあるし低音と高音の調整もツマミで出来るのでかなり愛用していたのですが、流石にノイズがうるさいので近々買い換える必要がありますね。
まとめ
「ノイズ軽減」に関してはスピーカーのみ解消出来ませんでしたが、それ以外はバッチリと電源管理も出来てますし、機器からのノイズも格段に減りましたので総じて満足しています。
合計12口の電源数に各種保護回路も搭載しているので、もう雷が落ちようと家に過電流を流されようと私の機器が壊れることはないでしょう(たぶんね!)
オーディオ機器だけでなく、普段から使っている大切な電子機器をしっかりと保護したいという人には間違いなくおすすめ出来るアイテムなので、電子機器の雷対策をしたい方や電源を一括管理したいという方は検討してみてはいかがでしょうか。