今となっては希少な存在となりつつあるミニマムなスマートフォンを入手しました。
その名も「Rakuten Mini」。名前の通りに楽天が販売しているオリジナルスマートフォンなのですが、基本的な機能は抑えつつもミニマムな端末でサブスマホとして注目されつつあります。
かくいう私もサブスマホとして運用できないかと考え、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」正式サービスインと合わせて購入してみましたので、使ってみた所感などをレビューしてみようと思います。
持ち歩きやすいコンパクトな本体サイズと軽さ
「Rakuten Mini」の最大の特徴と言えば、見て分かる通り小型な本体サイズとその重量。
重量に関して言えば、その重量は「79g」と他の追随を許さないレベルの軽量さです。持ってみるとさらに実感しますが、普段使用しているiPhone XSの「177g」と比べても重量は段違いです。
所有しているスマートフォンで恐らく最大画面サイズを誇るであろう「P20 Pro」と比較するともはや子供のよう。
「P20 Pro」の画面サイズは6.1インチなのに対して「Rakuten Mini」は3.6インチ。画面サイズが大きいほうが情報は閲覧しやすいですが、このミニマムさがサブ端末としては最適解かもしれません。
その他のいくつかのスマートフォンと比べるとこんな感じ。
左から「Rakuten Mini」→「iPhone SE」→「iPhone XS」→「P20 Pro」となっていますが、小型端末の代表格であったiPhone SEと比べてもこのコンパクトさ。
画面サイズに対して持ち心地はかなり良い
購入する前はコンパクトすぎて逆に持ちにくいのでは・・・・なんてことを考えたりもしたのですが、いざ持ってみると絶妙な大きさで持ちにくいという印象は個人的にはありませんでした。
テキスト入力に関しても、特に大きな問題はなくフリック入力が可能です。
逆に最近の巨大スマホと比べて親指が画面端まで余裕で届くため、慣れればこっちのほうが打ちやすいまである。
ただ、移動中などに動画をよく見る人は3.6インチという画面サイズだと流石に小さすぎるため、見づらいかもしれません。
この端末を動画視聴端末として購入しようと考える人は少ないと思うので大丈夫かと思いますが、やはり画面サイズ的にメインは簡単なネットブラウジングかSNSの巡回くらいがベストなだと感じます。
キャッシュレスにも嬉しい「おサイフケータイ」機能付き
「Rakuten Mini」はキャッシュレススマホとしても活用できる「おサイフケータイ」機能がついています。
最近のスマホであれば基本的にFeliCaなどの「おサイフケータイ」機能はついていますが、メインは大画面スマホだけど普段はカバンに入れっぱなしなんて人であれば「Rakuten Mini」だけポケットに入れて決済端末として活用という使い方も出来そうです。
決済だけでなく、モバイルSuicaやPayPayなども併用すればよりマルチ端末としても活用できるため、人によって用途は幅広く考えられそうです。
電池持ちは正直あまり良くない
コンパクトボディで軽量なのは分かったけど、電池持ちはどうなの?と気になった方がいるかもしれませんが、正直なところ電池持ちはあまり良くありません。
私の場合はサブ端末としてスポットで使うのであまり問題視はしていませんが、体感的にメイン端末として使うのであれば1日は持たない印象です。
動画を30分くらい見ただけで電池残量が20%くらいは持っていかれた印象なため、通勤などで行き帰りで1時間以上ブラウジングや動画を見るとキツイかもしれません。
楽天モバイルのeSIMにてサブスマホとして運用予定
私の用途としては楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」にて「Rakuten Mini」をサブスマホとして主にネット・SNS端末として運用予定です。
先日行っていた「Rakuten UN-LIMIT」の1年無料キャンペーンにも無事入ることが出来たのでしばらくは無限容量端末としてテザリングなども行いつつ運用しようかと思っています。
eSIMに関しても開設当初は混雑していたのか中々開通作業へ進めませんでしたが、開通してしまえば非常に簡単な作業のみだったので、物理SIMがないというのも意外と便利かもしれません。
まとめ
すまほんさん(@sm_hn )からオリジナルスマホリングが着弾した!!今度届く楽天miniにつけてドヤるぞお!! pic.twitter.com/sYZFg4vkGv
— あおばー🍡 (@aobalog) 2020年4月2日
小さく軽い端末に「おサイフケータイ」までついている「Rakuten Mini」
そのお値段も「1,9,819円(税別)」とスマートフォンとしてはかなり良心的な値段設定です。
SIMはeSIM専用のため、物理SIMからの移行は出来ませんが、サブスマホとして利用用途を割り切って使うことが前提であれば、十分にオススメできる端末です。