念願のwena wristデビュー!
少し前から耳にすることが増えてきた、ソニーのハイブリッド型スマートウォッチ「wena wrist」
THE腕時計!というデザインからは想像出来ないほど、近未来のテクノロジーが詰め込まれており、見た瞬間から「何だこれは!めちゃくちゃ欲しい!」と物欲センサー反応しまくり状態でしたが、値段的な部分や直近で別のスマートウォッチを購入していたという経緯もあり、購入を見送っていました。
それから半年ほど経過し、熱が冷めるかと思っていたのですが、相変わらず「wena wristを使ってみたい!」という思いが変わらなかったので、「モヤモヤしたまま過ごすぐらいなら買ってしまえ!」とポチってしまいました。
今回はそんな念願の「wena wrist」を無事に購入することが出来ましたので、実際の使用感や詳細なデザインなどの購入レビューをしていこうと思いますっ!
wena wristとは
ソニーのハイブリッド型スマートウォッチ
世界初。バンド部分にスマートウォッチとして必要な機能、電池などを集約。
だから、ヘッド部分を自由にデザインできた。
おサイフケータイ®対応サービス、1週間の電池持ち、スマホの通知受取りなどの機能を搭載。
テクノロジーとファッションの両立が、これからのスマートウォッチのスタンダードになる。
それがソニーのハイブリッド型スマートウォッチ、wena wrist。※公式サイトより引用
つまり、すごく簡単に言うのであれば、従来のように時計部分ではなく、バンド部分にテクノロジーを集約したスマートウォッチということです。
時計部分ではなく、バンド部分にテクノロジーを集約したおかげで、ヘッドとなる時計は自由な変更が可能となり、ファッション性と最先端のテクノロジーの両方を備えたスマートウォッチとすることが可能となりました。
購入理由について
冒頭でも少し触れましたが、私は「wena wrist」を購入する前に「FOSSIL Q MARSHAL」という別のスマートウォッチを購入しております。
購入理由は、話すと少し長くなってしまうので、改めて、別の記事にしようと考えていますが、結論からお伝えすると「よりスマートウォッチ感がないスマートウォッチが欲しかった」というのが大きな購入理由となります。
「FOSSIL Q MARSHAL」を購入した時も記載したのですが、出来る限りスマートウォッチ感がないスマートウォッチが欲しいという部分から「FOSSIL Q MARSHAL」を購入した経緯があるほど、THEスマートウォッチ感を出したくないので、その点からすると「wena wrist」は私のニーズにピッタリの商品でした。
開封の儀
外箱は非常にシンプルでグレーの箱に「wena」とだけ記載されています。
箱を開けるとすぐに「wena wrist」本体が登場。
実物を見るのはこれが初めてだったのですが、率直な感想は「なにこれ、やだ、かっこよすぎぃ!!」って感じでシンプルな中にも時計としての高級感があり、所有欲を満たしてくれる良いデザインです。
箱から付属品などを全て取り出してみました。
充電器や書類関係が見当たらないので、手前の小さめの箱に色々と収納されている模様です。
箱の中に入っていた同梱物を全て並べてみました。
使用に必要なものは全て同梱されていますので、他に何も用意しなくて良いのは便利です。
- wena wrist (本体)
- 充電用のUSBケーブル
- wena用の充電クリップ
- バンド調整用のアタッチメント
- 取扱説明書・保証書
「wena wrist」の外観デザイン
「wena wrist」はテクノロジー部分が集約されているバックル(バンド)と時計本体を自由に組み合わせることが出来るのですが、私は「wena wrist」に装着できる時計を持っていなかったので、今回は時計とバンドがセットになっているモデルを購入しました。
また、今回購入をしたブラックのモデル以外にもシルバーのモデルや革のバンドのモデルなど、幅広いタイプが販売されているので、利用用途や好みによって好きなモデルを選択することが可能なのも良い点です。
こちらが「wena wrist」の本体部分。このバックルの裏側部分からそれぞれ通知を確認したり、電子決済時にかざして使用することで支払いなどを行うことが可能になります。
サイドから見るとこんな感じ。
バンド部分に機能が盛り込まれているため、どうしても少しバンドが分厚く大きい作りになっています。
時計自体は通常のアナログ時計なので、スマートウォッチのように分厚くはありませんが、時計とバンドのバランスを考慮すると全体としては少し大きめのデザインに感じられます。
バンドの内面には「STAINLESS STEEL」の文字が刻まれており、このちょっとした刻印がまたかっこよさを引き立ててくれます。
充電の際はこんな風にバンド部分に直接クリップを接続します。
ちゃんと接続された際はバイブと共にランプ部分が点灯しますので、充電されているかどうかもひと目で分かるようになっています。
FOSSILQ MARSHAL との見た目の違い
両方を正面から比べてみるとこんな感じ。
バンド部分はwenaの方がメタルバンドということもあり、大きいですが時計部分はFOSSIL Q MARSHALの方が一回り程度大きく感じますね。
FOSSIL Q MARSHALを付けていた時に「ちょっと大きいな」と感じることも多かったので、wenaの時計の大きさはちょうどバランスが良くて、腕に馴染みます。
サイドから比べてみるとこんな感じ。
革バンドとメタルバンドでバンド自体の厚みはかなり違いますが、全体的な印象としては、どちらも少し大きいイメージを感じさせます。
両方とも腕に付けてみるとこんな感じ。
私の腕周りがあまり太くないという部分もありますが、やはりwenaぐらいの大きさの方が腕につけたときの印象はスッキリしてて良いです。
また、メタルバンドにアナログ時計という組み合わせなので、FOSSL Q MARSHALに比べると当然ながら重量は重く感じます。
ただ、装着していて不快感を感じるほどの重みではありませんので、普段、日常的に時計を付ける人であれば、そこまで大きな違和感にはならないかと思います。
装着イメージ
これは素晴らしい・・・・
仕事では普段スーツを着ているのでスーツと合わせて見ましたが、想像以上にスーツともマッチしていて、親和性が高いです。
手首がかなり細い私でもしっかりとバンド調整をすればきちんと装着することが出来ました。
また、時計自体の大きさもバランスが良く、wena wristを知らない人が見ればどう見ても普通の時計にしか見えないので、アナログとデジタルのギャップを最大限に楽しむことが出来ます。
「wena wrist」 のここが便利
電子決済機能がすこぶる便利
wenaは「おサイフケータイ®対応サービス」に対応しており、バンド部にFeliCaを搭載しているため、手首を読み取り機にかざすだけで買い物ができます。
この電子決済機能がすこぶる便利でめちゃくちゃ重宝しています。
この機能のお陰で今まではコンビニに行く時などにはクレジットカードを持って出かけていましたが、wenaを付けていたら財布すら所持しなくて良くなったので、キャッシュレス生活にまた一歩近づけました。
充電が約1週間程度持つ
スマートウォッチと聞くと「毎日充電するのが面倒」「充電忘れそう」などのことを懸念される人も多いと思いますが、「wena wrist」は公式に「約1週間の電池持ち」を謳っており、実際に私も1週間に一度の充電しかしていません。
FOSSIL Q MARSHALを使っていた時は必ず毎日充電を行っていましたが、たまに充電を忘れる瞬間もあり、そんな時は時計なしで会社に行ったりしていたので、充電リスクがなくなるのはかなり重宝しています。
バンドと時計が自由に入れ替えられる
私自身はまだこの利点を感じられていませんが、バンドと時計部分が自由に組み替えられるので、どこかのタイミングで時計部分を変えてみようかとも考えています。
他のスマートウォッチだと、バンドが変えられても、どうしても時計部分のデザインに引っ張られてしまいますが、「wena wrist」であれば、時計部分を丸々変えることが出来るので、気分に合わせてデザインをガラリと変えることが出来るのは良い点です。
ライフログ機能が便利
「wena wrist」には歩数計や歩数に合わせた消費カロリーを計算してくれる機能があります。
また、歩数ごとに通知機能を設けることが出来るので、自分が日々歩きたい歩数を設定しておけば、自身の歩数管理や運動時間などの把握をすることも出来ます。
メリット・デメリット
メリット
- 電子決済機能を搭載している
- 時計とバンドを自由に組み替えられる
- 1週間に1回程度の充電
- スマートウォッチ感を感じさせない
デメリット
- バンド部分の重量が重め
- 初期設定にiOS端末が必要
- Suicaなどの交通系機能には非対応
購入前の重要な注意点
デメリット部分でも少し触れましたが、購入に際して非常に重要な注意点があります。
それは「電子決済機能の初期設定にiOS端末が必ず必要」ということです。
私は普段利用しているのがiPhoneですので、そのiPhoneを使って「おさいふケータイ機能」などの設定を行いましたが、iOS端末を持っておらず、「wena wrist」を購入してしまうと電子決済機能の設定が出来ないということになりますので、iOS端末を持っておらず、「wena wrist」の購入を考えている方は誰かに一時的に端末を借りるなどの対策を考える必要があります。
まとめ
色々と機能面やデザイン面についての話を書きましたが、スマートウォッチとしての機能やガジェットとしての目新しさなど、全てのバランスが良く、間違いなく今年買って良かったものランキングにランクインすることは間違いないです。
「時計らしさは残しつつスマートウォッチ機能を使いたい」「電子決済機能があるガジェットが欲しい」などの方は購入を検討してみる価値はあるかと思います。特にデザイン部分に関しては、知らない人が見れば、普通の時計にしか見えませんので「スマートウォッチを使ってみたいけど液晶ディスプレイはちょっと・・・・」という人にはピッタリのスマートウォッチだと思います。
ハイブリッドスマートウォッチとデジタルスマートウォッチでそれぞれ利便性は異なりますが、「wena wrist」のようなタイプのものが欲しい人はぜひ、検討して見る価値はあるかと思います。