賃貸の部屋に住んでいる私にとってヘッドホンは唯一の音楽空間をもたらしてくれるアイテムということもあり、ほぼ毎日ガッツリと使い倒しています。
ただ、使うたびに少しずつ気になってくるのがイヤーパッドの劣化です。
毎日使うものなので、多少の劣化は仕方ないものではありますが、これから暖かくなっていくにつれて蒸れたり、汗ばんだりするのも気になり「何とか劣化を防ぐ方法はないのか?」と調べていたところに見つけたのが今回のヘッドホンカバーです。
ということで、今回はヘッドホンを長く愛用するために購入した「mimimano」を使ってみて感じたことや音質などについてレビューしていこうと思いますっ!
「mimimamo」について
「mimimamo」とはその名の通り、ヘッドホンを汚れや傷などから守ってくれる布地のヘッドホンカバーのことです。
ヘッドホンのイヤーパッドは基本的に消耗品なので使うたびに経年劣化などで悪くなりますが、出来ればボロボロにしたくないし、大切に長く使いたい、そんな人のために「mimimamo」という商品があります。
イヤーパッドは使い続けるだけで劣化する
先程から何度もお伝えしてしまっていますが「ヘッドホンのイヤーパッドは使うたびに劣化していきます!」
劣化しても音質に大きな変化は無いかもしれませんが、イヤーパッドがボロボロだったり破けていたり、汚れでベタベタになっているとそれだけで少しだけモチベーションが下がるものです。
もちろん、イヤーパッドが交換可能なヘッドホンならいっそのこと交換するというのも手の一つですが、交換が出来ないヘッドホンも多く存在しますので、出来れば最初から汚れや傷を防げるようにしたい。
だからこそ「mimimamo」のような商品を使うことで大切なヘッドホンを長く愛用できるように保護するべきなのです。
装着するヘッドホンはこちら!
「mimimamo」を装着するヘッドホンは少し前に購入をした「SONY MDR-1AM2」と「SONY MDR –
ZX770BN」の両方に装着します!
と言いたいところなのですが、流石に使い心地を知らないものを2個も買うのはどうかと思いましたので、今回は「SONY MDR-1AM2」に装着してみようと思います。
というのも、以前から使っている「SONY MDR-ZX770BN」はすでに購入してから3年ぐらい使い倒しており、装着するのも若干の今更感があるので新しいヘッドホンの方をカバーする方が自然かなと。
mimimamoの装着は簡単でスムーズ
「mimimamo」を箱から出すとこんな感じ。
入っている物は非常にシンプルで「mimimamo」本体と取扱説明書のみ。まぁ、使い方などは見なくても分かるレベルのものなので、これぐらいシンプルな方が良いのかも知れません。
装着すると見えなくなる部分ですが、裏側のステッチには「mimimamo」というロゴが印字されています。
こういうコッソリとしたアクセントもお洒落でとても好印象ですね。
ヘッドホンに装着する際も布が非常によく伸びるので特に抵抗感もなく簡単に装着することが出来ます。
装着の際はイヤーパッドの隙間に布を入れ込んだりと色々な付け方もあるようですが、今回はオーソドックスに普通に被せて装着してみました。
ヘッドホンにつけて見た姿がこちら!
「正直、装着したらデザイン性は失われるんだろうな」って心の中では思っていたのですが、そんなことは全くなく、想像以上にヘッドホンにマッチしていて美しい・・・・!!
「mimimamo」には様々な色があるのですが、黒のヘッドホンとマッチするように「パープル」を選んだのも正解でした。
サイドもこのような形でしっかりと覆われており、不自然さは感じさせません。
ステッチ部分に若干の光沢感があるので、その部分が少し目立ってしまいますが、そこまで強調されるわけでもないので装着してもデザイン性は損なわれなくなっています。
「mimimamo」のパープルを選んだのは以前から使っていた「SONY MDR-ZX770BN」もブルー配色がアクセントとして入っているワイヤレスヘッドホンなので、横に並べてもあまり違和感がないようにと思っての選択でしたが普通にマッチしてて良いですね。
実際の装着感や音質について
「mimimamo」を購入する前は「カバーなんて被せたら音質悪くなるのでは・・・・」とか「すっぽりと覆われる装着感がなくなるじゃん・・・・」と思っていたのですが、結論から言うと全然そんなことはありませんでした。
確かにすっぽりと耳が完全に覆われる感じではなくなりますし、音も気持ち外に逃げるように感じる時もあるにはありますが、そこまで気になるほどではないなというのが本音な部分です。
装着感についてはむしろサラサラとした布地のおかげで着け外しもスムーズになりましたし、音質に関してもカバーがある分を差し引いても充分に鳴っているなという印象を受けました。
ただ、今回の「SONY MDR-1AM2」もそうですが、元々の装着感が耳全体を覆うオーバーイヤータイプのヘッドホンだとカバーを着けると耳が完全に覆われなくなるので、その点が気になる方は注意が必要です。
ヘッドホンを長く愛用したいなら着けても損はない
「ヘッドホンには何の加工もせずにありのまま使いたい!」と強く思っている人にはあまりオススメできませんが、カバーを着けてでも長く大切に使いたいと思う人であれば「mimimamo」を着ける価値はあると思います。
装着してから実際に何日か使用してみましたが、スムーズな着け外しが楽ですし、イヤーパッドに汚れがつくこともないので見た目的にも衛生的にも安心が出来るようになり満足しています。
また、夏場などで今後汚れたとしても洗濯をすることも可能なので、汚れたら洗えばいいというラフさも良いですね。
まとめ
愛着を持っているアイテムは少しでも大切に長く使いたいと感じる方なので、今回の「mimimamo」は割と満足度が高いアイテムです。
私は「SONY MDR-1AM2」に合うようにLサイズを購入しましたが、購入する際はメーカーページにあるヘッドホン対応表から自分の持っているヘッドホンを探してみて、サイズを選ぶことをおすすめします。
また、他社のサードパーティ製カバーと比べて若干の値は貼るものの、国内生産で安心出来ますので、質の良いヘッドホンカバーを探している方はチェックしてみてはいかがでしょうか。